現在につながる宝くじの前身「福券」の発売が始まったのは1944年。

宝くじにはすでに70年を超える歴史があります。
そんな中では、思わず明日だれかに話したくなるような、エピソードも起こっているんです。

 

■その1 もらえるものはお金じゃなくて

宝くじの販売が始まった頃、日本は第2次世界大戦のまっただ中にいました。
間もなく終戦を迎え、近代史でもっとも貧しかった時代を過ごしていきます。

 

世の中のありとあらゆる物資が不足している、そんな時代に売られていた宝くじの商品は今とは一味違っています。
お金をもらっても、買う品物自体が不足していたので、それほど生活は潤いません。

 

そこで当時は、副賞としてタバコやキャラコ(インド産の平織り綿布)が設定され、重宝がられていたそうです。
また少し時代が下ると、新築の一戸建て1棟が副賞として用意されたこともあったと記録にあります。

 

現代では考えられない、当時の時代背景があるからこそのエピソードですね。

 

■その2  せっかく1等が当たったのに……

最近人気が高まっている数字選択式宝くじは、購入者が自分でくじ番号選ぶため当選者数が一定ではありません。
時には1等の当選者数が2等の当選者数より多く出てしまうこともあります。
すると、2等の賞金が1等を上回る、いわゆる逆転現象が起きてしまうのです。

 

一番最近の例では、第625回(2012年1月)のロト6で逆転現象が起きています。
この回では1等当せんが13口に対し、2等当せんが7口にとどまりました。
その結果、1等当せん金は約1,600万円でしたが、2等当せん金は約2,700万円となっています。

 

偶然が重なったとはいえ、自分がその立場になったらと思うと、悔しさでたまらなくなりそうですね。

 

■その3  高額当選者だけの秘密の書

幸運にも1,000万円以上の賞金にが当たった人には、当せん金と共に渡される本があります。
その名も『〔その日〕から読む本』。

 

本の内容は、突然高額なお金を手にしたことに対する、さまざまな指針が書かれているそうです。
これからの心構え、計画的な運用の重要性、当せんすることで何が変わるのか、など弁護士やFPといった専門家が執筆した内容となっています。

 

もともとは、高額宝くじ先進国の北米などで発行されており、その日本版として始まったそうです。
いつか、その本を手にできるよう願わずにはいられません。

 

宝くじはこれからも歴史を重ねていくでしょう、そうすればもっと驚くようなエピソードが生まれるかもしれません。
これからも、宝くじから目が離せませんね。